一人で着られたらと思っている方も多いと思います。希望は簡単に実現します!
私に病気の神様が脳梗塞で右手に後遺症と言う不自由なチャンスをくれたのかもしれません。『不自由は発明の母』障害があってもなくても誰でも着物が着られます
帯結びが出来なくなった時私は「もう一度着物が着たい!」という強い思いから「さくら造り」帯を考案出来ました。お手持ちの帯を切らずにたった2分で着付けられる「さくら造り」帯が誕生しました。
長襦袢の長い長い衿替えが苦痛の種でした。腕が後ろに回らないので従来の襦袢では衿もとが崩れやすい! 愛用していた襦袢が上手く着られなくなり紐も伊達締めもいらない『さくら造り』長襦袢を考案することが出来ました。洋服の様に胸のサイズで衿元がととのうボタンを留めるだけ。手が不自由でも誰にもピッタリの満点の襦袢で着物が簡単になり、着崩れる心配なし。バストに配慮したループを5段階につくり左右のボタンに留めるだけ、家で洗える襦袢が誕生し特許取得できました。もちろん手持ちのお襦袢も『さくら造り』に加工できます。
ファスナー着物が誕生しました。全然着物に触れることのなかった方でも一人で着物が着られます。着丈の合わない着物をファスナーで簡単にきれいにきられるようになりました。外国で着たいとか、旅先で着物をきたいとか日常着にも活用していただきたいものです。
私は余生を「着物美人になりましょう!着物美人を育てましょう!」と講師養成講座を立ち上げました。2分もあればベルト感覚で結べる「さくら造り」帯が新聞や雑誌で報道され大勢の方が共鳴してくださっています。タンスの肥やしにするのは「もっ帯(たい)ない!着物は日本の宝」です。
帯造りは家族の絆を強め、心が和み心を癒し元気がいただけるようでございます。
講師一丸となり「着物守」として世の中のお役に立ちたいと願っています。