大切な方を見送りました

私は桜が命を繋ぐ大切で大好きな花です。
そんな桜のご縁で新潟県十日町市で着物のアフターケアーを中心に着物文化を育む「株式会社きものブレイン」様には「さくら造り」帯はじめ「ファスナー着物」などご厚誼を頂いております。
岡本松男社長様は旧会社の前の道路の拡張に当たり立派な桜の大木が切り倒さる事になり奥様と譲りうけお金と天塩をかけ立派な会社のご神木に育てました。
この桜が縁で『さくら造り帯』を導入してくださいました。
事業は大きく発展し社長の先見性が実り着物業界を大きな視野でリードし大活躍なさるお仕事ぶり、地域の産業として貢献しておいでです。

副社長様 岡本真弓様はいち早く企業の障害者雇用に心を砕き仕事と社員を育成されておりその功績は日本全国の企業モデルになっていました。
その副社長・真弓様が体調を崩し私が秋にお見舞いに行った折は名物の「へぎ蕎麦」の名店でご同席下さったのが最後になりました。
心から尊敬でき敬愛する女性でした。ご葬儀にはせ参じましたが社長はご挨拶で初めて奥様は7年前肺癌を患われたことを明かされました。
医者の余命宣告の倍を立派に全うされたと伺いました。
残念無念でたまりません。73歳だったとのこと、惜しい方の旅立ちに涙が溢れました。ご冥福をお祈り申し上げます。
合掌