2025年4月22日 / 最終更新日時 : 2025年4月22日 sakuraz おふさBLOG 俳句に寄せて「さまざまな事思ひ出すさくらかな」 さまざまな事思ひ出すさくらかな 芭蕉 芭蕉の昔教科書で学んだ「奥の細道」の旅に出る一年前故郷の伊賀で詠んだ句です。 私はこの句の時期になると、本当に走馬灯のように昔に帰ります。 モンゴルで抑留死した父のこと、癌で亡くなった亡夫が余命を宣言された桜の季節、88年の中で一番つらい日々でした。 4月 昭和の日 朝光(かげ)の清しさまとふ木の芽かな 巻紙の筆のびのびと朝ざくら さくら散るよちよち歩きのペンギンに 春月や亡夫(つま)を送りし日も近し 忘れまじ戦争のこと昭和の日 FacebookXHatenaPocketCopy