俳句で季節の移ろいを

誕生日を今年は曾孫も一緒に祝ってくれました。
命のバトンをしみじみ有難く思いだしました。

98歳で亡くなった母なのに思い出すのは元気に外国を旅したり
モンゴルで抑留死した父の墓参に10回以上お供したことです。

走馬灯のようにいろいろ思い出を曾孫が連れてきてくれた不思議な一日でした。

若牛蒡のきんぴら刻む母似の手

手入れして淋しくなりぬ庭の秋

親よりも朱の濃き鯉や今朝の秋

八月は生まれ月なり母を恋ふ

新涼や打ち身の痣のやや薄れ

さくら着物工房「バリアフリー着物」さくら着物工房「バリアフリー着物」