パラリンピック候補 宇佐見慧選手からメッセージ
私達の掌中に何と「車椅子テニスの宇佐見慧選手」が飛び込んできてくださいました。
12月8日土曜日、10時から12時半 狛江市役所ホールで『元気なパラリンピック応援団INこまえ』の今年の大イベントに宇佐見選手が「2020・パラリンピックに出場したい!!」の第一声を発表。
現在日本第2位・ダブルス第一位。2部では着物で東京音頭2020五輪を会場全員で盛り上げます。何としてもみんなで応援よろしく願いいたします。
宇佐美 慧 Kei Usami
1990年11月22日生まれ/東京都出身
車いすになり、大好きだったテニスが一時、嫌いになりました。ただ2012年夏、国枝選手のコートで輝くプレーを目にし、「もう一度、私もテニスをやりたい」という気持ちになりました。パラアスリートとしてゼロからのスタートにはなりましたが、やる以上、パラアスリート大会の最高峰の大会、「パラリンピック」に出場したいです。
生後間もなくから父親の仕事の関係で、アメリカ・ロサンゼルスへ移住。
4歳から10歳まで、世田谷区喜多見で生活。10歳の時、2度目のアメリカ・メリーランド州へ移住。
小学校5年生でテニスを始める。
中学の時、コネチカット州へ引っ越す。
高校では1年ながら、テニス部でレギュラーの座をつかむ。
ニューヨークの大学へ進学後、体育会系テニス部に所属。
2011年、大学2年の時、不慮な事故で首を骨折、頚椎を損傷する。
1年間、過酷なリハビリ生活を送る。
2012年夏、NY全米オープンにて初めて国枝慎吾選手の優勝を目にする。
2013年夏、「2020年東京パラリンピック」開催決定が決まり、車いすテニスを健常の頃のコーチ、木下明美コーチと2人3脚で始める。
2014年冬、家族と共に日本へ帰国。
2015年より、本格的に国内車いすテニス大会へ参戦。
2017年夏、成績が出ていなかった頃、木下コーチに相談し、中野晴夫コーチを紹介していただく。
2017年冬、第27回三井不動産 全日本選抜車いすテニスマスターズに出場、初出場ながら、準優勝。
2017年、日本シングルスランキング2位。ダブルスランキング1位。
2018年より海外の国際大会に参戦。世界ランキング34位。(8月現在)