バリアフリー着物「さくら造り」帯は切らずに着付けが2分!さくら着物工房はユニバーサルデザインで多くの皆様に着物ライフをご提案しています
88歳、遅咲き現役社長の感動実話
「富佐江さん、出る杭は打たれるけれど出過ぎた杭は打たれない!」。恩師から貰ったこの言葉は、人生の軸として筆者の心を強く支えてきました。
本書は、さくら着物工房主宰・鈴木富佐江氏による自叙伝。
幼少期の戦争体験や満州から日本への引き揚げ、中学時代のいじめ、愛する夫の早逝、
子育てと仕事の両立、六十五歳で起こった脳梗塞……。
いくつもの山を越える中で掴んだ「人生を好転させる心の持ち方」を語ります。
脳梗塞の後遺症で満足に着物を着ることができなくなるも、
その不自由さから逆に着想を得て「造りオビ」を考案。
祖先の阿波ルーツ探しに三十回も徳島まで足を運ぶなど、
八十八歳となる現在もパワフルに活躍する日々。
奉仕の心で前進を続ける一人の女性の姿に勇気づけられることでしょう。
ちょっぴり人生に疲れた時、「いつだって人生はこれから!」と前を向く力をくれる
感動の実話です。
夢は2020東京パラリンピック「KIMONOでおもてなし」
「不自由は発明の母」脳梗塞を患い着物が着られなくなりましたが帯を切らずに「造り帯」を考案して16年を迎えました。
今では東京本部はじめ九州・大阪・名古屋・仙台・北海道を拠点に「さくら着物工房」の教室がありカルチャー教室が展開されています。日本の着物文化が定着してきた手ごたえを喜んでいます。
現在着物は「晴れの日の装い」が主流になっていますが気軽に楽しむ着物ライフの裾野を広げたいと思います。昭和39年のパラリンピックでお手伝いした折経験した着物が外国の選手団に大変喜ばれたこと。来る2020のパラリンピックには東京都の要請で「元気なパラリンピック応援団INこまえ」を立ちあげることが出来ました。
私の提唱したお太鼓から変り結びまでどんな帯も切らずに作る「さくら造り」帯は、糸と針だけで留めて作ります。今ではこの考えが全国の造り帯の主流になっています。
満点「さくら造り」帯はお太鼓を手結び風に仕上げるためのタオルをいれるアイディアが一番の特徴です。お太鼓が見違えるほどいきいきした時の嬉しさ、満足感は今も忘れません。
長襦袢も私の不自由を形に整えたら衿替えの縫う手間がいらず紐や伊達締めも使う必要がありません。衿に5つのループと左右の身八口にあるボタンで止めるだけで衿が崩れない美しさと便利さに感嘆の声を頂いています。(特許取得)
10年前は「道中着」がマスコミでは辞書にありませんでした。私が着物を切らずに作る満点「道中着」として公認されていることは誇らしく思います。タンスの着物で塵除け、防寒着作ってみましょう。
火曜日 | 木曜日 | 土曜日 | |
講師 | 村松宣枝 090-2485-0569 |
馬場洋子 090-4738-5515 |
高宮式子 090-9018-0634 |
4月 | 2日・16日 | 4日・18日 | 6日・20日 |
5月 | 7日・21日 | 9日・23日 | 11日・25日 |
6月 | 4日・18日 | 6日・20日 | 8日・22日 |
7月 | 2日・16日 | 4日・18日 | 6日・20日 |
8月 | 夏休み | 夏休み | 夏休み |
9月 | 3日・17日 | 5日・19日 | 7日・21日 |